歴史探偵・戦争とｴﾝﾀｰﾃｲﾒﾝﾄ・再放送・見逃し配信7月14日・動画・の無料視聴サイトU－NEXT

どの歴史の中にも、なんらかのエンターテイメントの世界があるのではないでしょうか。現在はさまざまなエンターテイメントの形があるものの、音楽やお笑いなどは長く愛されている、人々の心の支えなのではないでしょうか。この番組では、戦争という厳しい時代においても、人々がエンターテイメントの力を必要として、さまざまな娯楽でその厳しい時代を生き抜こうとしていたことが知れる、歴史の中のエンターテイメントが垣間見れる作品になっているのではないかと思います。
当時のレコードや雑誌から、戦時どのようなものがはやっていたのかなどを知ることが出来るということなので、どんな音楽を戦時には聴き、どんな笑いでつらい時代に笑顔になることができたのかなど、戦争のつらい話ではなく、娯楽を通じた戦時の姿を知り、今と変わらない状態でみんなが音楽に夢中になり、漫才に笑っていたのだとイメージすることで、更に戦争の非常さを感じ取ることが出来るような番組になることを期待してます。
流行の音楽だけではなく、与謝野晶子さんの朗読であったり、ハチ公の鳴き声のレコードなども登場するということなので、当時の時代背景をイメージしながら、当時のエンターテイメントの魅力を感じ取ることが出来たら良いのではないでしょうか。
この番組では、実際に幻といわれている当時の漫才のネタも再現されるということなので、その再現で戦時中の人たちと同じように笑いを感じ取ることが出来るのか楽しみにしています。

戦争のときの話をされるとなると、暗く辛い体験が語られるのではないかと思ってしまうのですが、この番組では戦争といった、辛い時代を一生懸命に生きてきた人たちがどのようなものに心を癒されて、楽しみを求めていたのかということを知れるので、より当時の人たちの気持ちが伝わってくるのではないかと思っています。
戦争中だって、人々はエンターテイメントにわくわくしたり、笑ったり、感動したりと今の自分たちと同じような感情を抱いていたことが、この番組では知ることが出来るのではないでしょうか。当時のレコードであったり、雑誌などからそのときの流行を読み解かれるということなので、どんな流行が戦時のみなさんを癒すことが出来たのか期待しています。
厳しい検問のなかで、庶民たちは不満を代弁する為にエンターテイメントに熱を注いだ人たちの奮闘なども見ることができるようなので、戦争中の日本に対して、必ずしもみんなが戦争万歳状態ではなかったということなども知れるのではないかと、歴史のリアルを届けてくれるのかということに注目しています。
現在、空前の漫才ブームの再到来といわれている中で、この番組では戦時の幻の漫才も再現されるということなので、ますます楽しみです

今の世の中は、ほとんどの人が体験したことのない未曽有の状況という意味では戦争のさなかと似通うものがあると感じます。企業が広告や製品を通じて世論に働きかけようとする動きもとても活発で、戦時中盛んにおこなわれたプロパガンダ広告との類似性もあるのではないでしょうか。
こういった非常事態のなかで、人々がどんなことに楽しみを見出し、癒されていたのかということ、そこに今現在の私たちが共感できることがあるのではないか、とても気になります。
また、ファッションのブームは一定周期で似たものが流行るという話がありますから、そういった流行のサイクルが音楽やお笑いといったエンターテインメントにも存在するのか、あるとするならばこれからどんなものが流行るのだろうか、といったことに興味があります。ですから、昔のムーブメントを紹介してくれる歴史探偵の特集はとても興味深く、楽しんで観られるのではないかと思います。
「エンタツ・アチャコ」という漫才コンビ、私は恥ずかしながら今まで存じ上げなかったのですが、今現在の漫才の形を作り上げた昭和初期の漫才コンビだそうです。漫才の元祖ともいうべきコンビの台本を、ミキのお二人が演じられるというのもとても楽しみです。