渡哲也 追悼番組nhk/見逃し動画配信/再放送/西部警察など地上波無料視聴「渡哲也さんをしのんで」

好きな俳優さんの一人でした。威厳とものすごいオーラを感じる方でしたが、根は心優しい方だったんですね。渡さんと言えば、約25年前に放送された大河ドラマの秀吉での、織田信長役が本当にお似合いでした。怖い信長役のイメージそのままで演じてくれました。視聴者からの反響も良く、信長を殺さないで、という要望により、本能寺の変の放送回が、当初の予定よりも5話、後ろにずれ込んだほどです。放送当時、中学生だった私にとって、この信長のイメージは相当に強く残り、その後の大河で、いろいろな俳優が信長役を演じましたが、放送から25年たった今でも、渡さんを超える、それどころか、迫る俳優もいまだに出ていません。それぐらい、渡さんの存在感は大きく、信長役がこれ以上似合う俳優は、他にいません。秀吉以外でも、西部警察を始め、存在感たっぷりの演技で、視聴者の目を釘付けにしていました。だからこそ、今回の訃報は本当に残念でありました。役者としてのすごみが大きすぎて、後輩にも厳しかった渡さん。それは愛情の深さの裏返しとも言え、人情味があふれる方なんだと思います。放送の中では、渡さんのさまざまな一面が見られると思うと、本当に楽しみです。今年の8月10日、俳優の渡哲也さんの訃報のニュースに接した時は驚かされました。まだ70代ですし、今の時代ならもっと長生きするだろうと思っていただけに、早すぎる死だと感じてしまったのです。渡哲也さんと言えば、昭和時代に様々な映画に出演して活躍し、テレビドラマの『西部警察』シリーズも非常に人気を博したと聞きます。しかし、私にとって一番印象深いのは、何と言っても1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』でしたね。当時の私は中学生でしたが、戦国時代に興味を持ち始めていて、豊臣秀吉を主人公とした『秀吉』も見ていたのですが、竹中直人さん演じる豊臣秀吉と並んで大きな存在感を放っていたのが、渡哲也さんが演じていた織田信長でした。渡哲也さんが演じた織田信長は、力強い指導者でありながら部下への理解も深い包容力の持ち主で、まさに理想の上司像とも言える姿でした。そのため、今でも私の心の中で渡哲也さんと言えば、この時演じた織田信長の姿になっています。今回の追悼番組では、渡哲也さんが出演した様々なドラマ作品を紹介しながら、生前の活躍をしのぶそうで、とても楽しみです。

渡哲也さんの訃報をSNSで知ったとき、とても驚きました。わたしはもともとたくさん映画やドラマを見るほうではありませんが、それでも彼のことはよく知っていましたし、年始のマグロ特番は名物として楽しみにしていました。とはいえ、世代も異なり、彼の具体的な功績については疎く、また具体的な出演作についても、たくさんは知らないのが実際のところです。渡哲也さんに想いを馳せるこのタイミングで、このような番組が見られることは大変嬉しく思います。ドラマの好きな母も楽しみにしています。役者の方は、亡くなられても、作品が世に残るのが、生きた証になっていると思います。それを改めて感じたいです。母と語り合いながら見ることで、今まで知らなかった面を改めてたくさん知れると良いなと思います。そして、彼の出演された作品をまたたくさん見てみたいです。他の俳優さんなどでもそうですが、こうした特集がないと、若い世代にとっては、なかなか自分から積極的に作品を見ることは腰が重いので、大変嬉しく思います。従来から大ファンだった方にとってもかけがえのない番組になると思いますが、そうでない私のような者にとっても大変ありがたい特集です。母も私も、今からとても楽しみにしています。

渡哲也というと、「西部警察」や「大都会」に見られるような無骨でアクション中心の作品であったり、石原プロモーションの社長として派手なイベントを仕掛けるなど、彼の持つ演技力よりも、体育会気質の無骨なアクション俳優という面ばかりが注目されてきたように感じます。しかしドラマ「浮浪雲」に見るコミカルとシリアスが混在した役柄や「坂の上の雲」での軍人役などに見るように、様々な役柄を見事に演じきったという点で、非常に演技力の高い俳優です。現代社会を描いた「新マチベン」を取り上げて渡哲也を語る本番組は、役者としての渡哲也の多彩な演技に着目しているであろう点が楽しみです。ゲストにに中尾彬や室井滋といった演技派の俳優を揃えている点にも、こうした役者としての渡哲也に注目してみようとする番組の意図が見え隠れします。アクション俳優として一級の作品を作り続けてきたことは当然高く評価されるべきなのですが、それだけにとどまらない、人間の奥深い部分を描き出そうとする俳優としての渡哲也に関して、番組でどのような評価がされるのかが楽しみです。こうした番組をきっかけに、俳優としての渡哲也の多彩な能力が世の中に認められることを期待しています。